2013年8月22日木曜日

耒に関して

本当は「来」のところでまとめてやろうと思っていたのですが、思いのほか長くなってしまったので分けることにしました。
「耒」は「すき」と読み、いわゆる農具の「鋤(すき)」を意味します。
音読みでは「らい」ですね。

要するに「来」の異体字ではなく、語源からして全く異なる漢字です。

「耒」を持つ苗字は40種類ほどありました。
「耒楽(すきらく)」という苗字がありました。
「耒」と書いて「すき」と読むのは、それだけでした。

後は「来」と同じ読みばかりでした。
「耒」を「来」に変更しても存在する苗字ばかりでした。
「らい」という読みならば、それでも良いのですが、「き」や他の読み方は「耒」にはないはずなんですよ、本来は。
誤記の定着かスキャンミスか、どちらかなんでしょうね。
ただし、検索するとかなり「耒」を持つ苗字が実在することが分かります。
40種類のうちの大半は誤記の定着だと考えました。

とりあえず、全てを実在するものと仮定しておきます。

ただし、こういうものは実際に数えるときにはきっちりと実在を確かめておかないと、幽霊苗字になる可能性が大きいです。

1 件のコメント:

  1. 通りすがりの者ですが、
    たぶん、調べてはいけない事だと思います。
    今の日本は本当の日本じゃないようなきがするから!!

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